我が家は5歳双子、4歳と1歳半の男の子6人家族です。
双子の次男のジローは軽度知的障害(B2
)、三男のサブローは中度知的障害(B1)の診断を受けて療育に通っています。
そして双子の長男のイチローは境界知能(グレーゾーン)と診断されました。
知的障害の基準と境界性知境界知能(グレーゾーン)
知的障害の基準は自治体によって違いますが、大阪市では知能指数が51以上75以下だと知的障害に当てはまります。
境界性知能(グレーゾーン)
おおむねIQ75〜85未満の層に対して使われます。
平均的でもなく知的障害でもないIQレベルでグレーゾーンと呼ばれたりします。
知的障害と認められるのはIQ75未満なので、境界性知能に発達障害の診断はつきません。
そのため公共サービスが制限されてしまいます。
しかし受けられる支援は他にもあるのであまり心配しなくてもよいでしょう。
この記事では、我が家の子供たちが発達障害だと気付くきっかけや、発達障害と向き合うまでの話をしていこうと思います。
ジローとサブローの発達の遅れを周りから指摘される
我が家では上2人が双子だったので、夫婦2人で慌ただしい日々を送っていました。
そして年子のサブローが誕生してから3人分の夜泣きや、お世話により子供のことをしっかり見えていない部分はありました。
言い訳になるのですが、子供のお世話にいっぱいいっぱいで発達について考えることはあまりなかったと思います。
イチローとジローが4歳、サブローが3歳のとき、保育園の先生がサブローの発達が少し気になるという話がありました。
このときサブローの3歳児検診が近く、詳しく聞いたほうがいいと言われたのですがその時は軽く聞き流していました。
正直あまり発達について深く考えてはおらず、今だとこれくらいかな?と考えていたからです。
しかしよく考えたらこのときからおかしいと思うところはあったと今さら思います。
例えば
・言葉が出ない
・1人で遊ぶことが多い
・コミュニケーションとれない
・いきなり動き回る
などこのときもっと発達障害について知っておけば早い対応ができたと後悔しています。
そして夫婦で相談して、サブローの検診時に発達について聞いてみることにしました。
旦那は発達障害に関して特に気にしている様子はなかったので、気になるなら聞いてみればいいと話をしていました。

実はこのとき、ジローも言葉や行動に不安があるときがあり、また違う時期に発達の相談を受けに行っています。
子供の成長と発達に関する不安や悩みは保健福祉センターに相談しよう
保健福祉センターに発達検査を受けるよう勧められる
そしてサブローの検診時に、発達について相談したところ他の子供と発達が遅れているので専門機関で検査をしたほうがいいと言われました。
他の子供たちができていることができていない。
例えば指差し、積み木を積む、差されたイラストを答えるなどできず部屋をウロウロしていました。
まさか私の子供が発達に問題があると、言われるなんて思わずショックでした。
なんで私の子供が…と育て方が悪かったのかなどたくさん考えました。
サブローが今後どうなるか不安になるときもありましたが、この子の将来のために早くできることはしようと発達の検査を受けることにしました。
専門機関で発達検査を受けた結果は…
この検査の申請から実際検査を受けるまで期間はかかりましたが、診断結果はやはり知的障害でした。
診断を受けた当初、私たちは衝撃とともに「やっぱり…」という思いと障害という現実を突きつけられショックが大きかったです。
診断がでたら、公共サービスを受けるための療育手帳や受給者証の申請をするか決めなければいけません。
発達障害の診断がついてもバタバタして悲しむ時間はあまりありませんでした。
発達障害と診断されてから
専門機関の検査で発達障害と診断されて療育手帳と受給者証を申請することにしました。
そしてサブローに合った環境で教育を受けることに。
今は療育に通っていますが、楽しそうにしているし、言葉や行動が落ち着いてきた感じがするのでこの選択で良かったと思います。
発達障害を早期発見するチェックポイント
発達障害は、子供の成長とともに現れる特徴や行動パターンから見つけることができます。
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発達障害は早期発見が大切です。
早くに相談、適切な環境で対処することで子供にも保護者も安心することができます。
少しでも発達に不安がある人は、専門スタッフに相談をしてみてください。
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