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発達障害の特徴と分類は?子供の年齢別サインを見逃さないために療育ママが見つけたチェックポイント

発達相談
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あなたは今、自分の子供が他の子供とは違うと感じて不安になっていませんか?

じっとできない、大声をだす、言うことを聞かないなどなんでこんな行動をするのかわからなくなることも多いでしょう。

我が家も子供4人兄弟のうち、軽度知的障害のジロー(5歳)と中度知的障害のサブロー(4歳)がいるのですが他の兄弟や子供たちより発達が遅れていて療育に通っています。

ぼっちママ
ぼっちママ

 

 

 

この記事に少しだけ療育の様子を書いています。気になる人は参考にしてみてください。

 

【療育ママ】知的障害の兄弟がほしいものは?療育の様子と日常

2人とも集中力がなく、発語はサブローにはほとんどなくコミュニケーションをとることが難しいですが、療育に通いだしてから言葉が少しだけでてきたかな?と感じています。

この記事では、発達障害の特徴とその分類、年齢別発達障害のサインを詳しく解説していきます。

このサインを知ることにより、発達障害の早期発見をして、適切な支援や環境、教育を受けることができるのでぜひ参考にしてみてください。

発達障害の主な特徴と分類

発達障害という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

最近話題になることが多い言葉ですが、発達障害によって特徴や分類があることを知っていますか?

発達障害支援法で示された定義では

自閉症、アスペルガー症候群その他の広凡性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害でその症状が通常低年齢において発現するものとされています。

簡単にいうと生まれつき脳機能の発達に凸凹があるため、コミュニケーションや学習などに困難が生じるということです。

そして発達障害の種類は、主に3つに分けられます。

自閉症スペクトラム症(ASD)

  • 他者とのコミュニケーションが難しい

相手の感情や場の雰囲気を読むのが苦手

また言葉の裏、メッセージを読み取るのが苦手

  • 限定された反復する様式の行動、興味、活動

常同的で同じ言葉や行動がみられる

  • 知覚の異常

感覚刺激(触覚、聴覚などへの刺激、あるいは鈍感)

知能が遅れていない自閉症を高機能障害。コミュニケーションの発達に問題がない自閉症はアスペルガー症候群と呼ばれます。これらを総称して自閉症スペクトラム症候群と表現するようになりました。

 

注意欠如、多動症(ADHD)

  • 不注意

注意がそれやすく、集中力が弱い

また忘れ物が多く片付けが苦手

  • 多動症

ちょこまかと動き回り、じっと座らない、よくしゃべる

  • 衝動性

衝動的に行動する

また順番が待てず、思いついたらすぐに発言する

 

限局性学習症(LD)

  • 読字に関連する障害

文章を読んでも理解することの問題

  • 書字に関連する障害

文字を書き写す、なぞることの問題

  • 算数に関連する障害

数の概念形成、図形認知上の問題

 

知的障害

理論的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、学校や経験からの学習といった全体的な認知能力の遅れによって社会生活における不適応が引き起こされる

知的障害はIQ(知能指数)によって障害の程度を四段階に分類しています。18歳未満の場合、IQ35以下がA(重度)、36以上50以下がB1(中度)、51以上75以下B2(軽度)に分けられています。

ちなみに我が家ではジローが軽度、サブローが中度なのですが、この障害の重さによって公共サービスが異なります。

たとえばジローはバス乗車無料券、サブローはタクシーの割引券でした。

これは療育手帳の申請をしなければいけませんが、療育手帳がなくても利用できるサービスはあります。

ぼっちママ
ぼっちママ

診断名がついても特徴は人それぞれ違うものです。

特徴が顕著な人もいるし、そうでない人もいます。

これは友達同士や学校生活など集団場面で気付くことが多いと言われています。

このように発達障害はいくつかの障害の総称で、含まれる障害はそれぞれ違います。

我が家では学習障害、注意欠如多動症など多くの特徴に当てはまっていました。

療育に通いだしてから少し症状がマシになり、言葉も少しだけ出てくるようになったと感じます。

発達障害は生まれつきの特性であり、治療ではなく支援が必要です。

 発達障害の早期発見によって、適切な支援、教育を受けることができるので少し変だと思ったら住今んでいる市区町村の保健福祉センターに相談してみてください。

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子供の成長と発達に関する不安や悩みは保健福祉センターに相談しよう

それぞれの年齢別発達障害のサイン

次に年齢によって違う発達障害のサインを紹介します。

しかし必ずこのサインが正しいわけではないので、この年齢で出やすいサインの目安として考えてください。

 

もしかして発達障害?周りが気付くためのチェックポイント

親や周りの人たちが発達障害だと気付くポイントを大きく分けて3つあるのでそれぞれ紹介します。

  1. 家庭(親や祖父母)
  2. 保育園、幼稚園(集団生活)
  3. 乳幼児健診(医師、保健師)

この3つは大人が気付く大事なサインです。見逃さないようによく観察しましょう。

子供に見られる発達障害の気になる特性

これらに当てはまっても数や程度によって個性の範囲になると考えられるので、あくまで目安としてみてください。

人との関わり方

  • 一人遊びが多い、一方的でやり取りしにくい
  • 大人しすぎる、常に受動的
  • 同年齢の子と遊ばない(年上、年下とは遊ぶ)

コミュニケーション

  • よく話すが一方的
  • 指示が伝わりにくい
  • 話の途中で席から離れる、聞いてない

注意、集中

  • 没頭すると話しても聞こえていない
  • 落ち着きがなく、集中力がない、いつもぼんやりしている
  • 支度や片付けができない

運動

  • 体がふにゃふにゃしていることが多い、床に寝転がる
  • 極端に不器用、筆圧が弱い、食べこぼしが多い
  • 動きの調整が苦手で乱暴に思われがち、声が大きすぎる

イマジネーション・想像性

  • 相手にとって失礼、言葉がきつくなる(わざとではない)
  • 集団行動中にボーとしたりフラフラして歩いている
  • 急な予定変更に不安や混乱する

感覚

  • ザワザワした音、大きい音が苦手、敏感で耳をふさぐ
  • 靴下、上履きを脱ぐ、特定の服でないと嫌がる
  • 手を繋ぎたがらない
  • 揺れを極端に嫌がる
  • 高くても平気(危険を感じない)

 

情緒・感情

  • 情緒が不安定
  • 感情が分かりにくい(嬉しい、困っている、好き嫌いなど)
  • 機嫌の良し悪しがある

我が家のサブローは、兄弟では遊ぶことはありますが保育園などでは年下の子供と遊んでいたりすることが多かったです。

落ち着きがなく、集中力もないので動き回りますし、私達の指示は伝わりにくいです。

しかし簡潔に一言ずつ区切って伝えればわかってくれることもあります。

特定のもの、ルートしかいかないのも当てはまりました。

周りに言われて気付くこともあるので、他の人達と連携してチェックしてみてもいいですね。

発達障害は育て方、しつけのせいではありません

よく発達障害は親のせいなど言われることがありますが、まったくそんなことはありません。

発達障害の多くは、他の子供より少しだけ特徴的で、個性が強く目立ってしまいます。

皆と違うから特別な目で見られやすく、それを親のしつけや育て方にされてしまうのです。

しかしその子には合った学び方や特徴があり時間がかかってしまうだけなんです。

例えば目標は小さく、やる気のでるほめ方や小さな成功の積み重ねが良い方法だと思います。

またほめ方にも工夫してみんな頑張ろう、いい子だったね!など全体的なほめ方やジロー君頑張ったね!ちゃんとできたね!などの具体的なほめ方をおすすめします。

まとめ

発達障害だと周りの目が気になったりして、余計に不安になったりすることもあるかと思います。

そんなときは周りに相談しましょう。

専門家がいる公共サービスや施設を利用すればアドバイスや、対処法など教えてくれます。

そのためにはまず、発達障害の特徴やサインを知っておくことが大切です。

そうすれば親が早く気付き、対処することができるので子供をよく観察してみてください。

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